A320はスイスの欧州域内のメインフリートとして使用されており、swissair時代に欧州域内線用だったMD81やF100の置換え用として導入した機材です。
A320はチューリッヒ、ジュネーブ、バーゼルの各空港を基点の欧州各地へフライトして他、ツアーチャーター用の「SWISS SUN」機材もあおりこちらはバーゼルを中心に運用さえている(過去にはチャーターフライトで成田にも飛来した事もある:下写真)
現在は19機保有しており、その中にはSwissairが破産した後、Swissに承継されず、一時ストアされた後他社で使用した後、再びSwissに戻った機体もある。
A320シリーズの大きな利点に運航要員の共通化が可能な事から需要(予約)やメンテナンススケジュールに応じ、シップチェンジが行い易いので、A319やA321と状況に応じて使い分けられている。
導入当初はシートが革張り椅子であったが、A340シリーズのようにレカロ社の茶系シートに置き換えられている。
C・Yの2クラス制で運航されているが、座席はYクラスと同様となっていて予約数によって、CとYクラスの仕切りカーテンの位置を変えている。また座席は通常の3−3配列であるが、中間のシートには乗客をアサインしない形で運用している。
機内エンターテイメントシステムは搭載されていていないが、小型モニターが頭上に設置されており、セーフティビデオや飛行中のフライトインフォメーションの他、ショートコメディなど音声が無くても楽しめる番組が放映される。
一時、SWISSのチャーター部門として、SWISS SUNが設立され、チャーター便には、SWISS SUNと書かれた専用機材があったが、エーデルワイス航空の子会社化により、SWISSとして運航している機体がある。
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