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<大分県>
<七里田温泉>
下湯
掛け流し 外観写真250×188
泉質 カルシウム・ナトリウム・マグネシウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉  
データ 源泉温度:36℃ ・ 湧出量: 約200L/min ・ PH値:6.3
オススメ度
オフィシャル http://www006.upp.so-net.ne.jp/mario/konoha/
料金 (大人)300円 (子供)200円
営業時間 9:00〜21:00 
入湯日  2009.2.7
コメント:
長湯温泉からさらに西に車で10分程のところにある七里田温泉「下湯」は温泉マニアでは有名な温泉でもあります。
七里田温泉館「木乃葉の湯」は立派な日帰り温泉ですが、下湯は昔からの共同湯です。下湯を利用するには温泉館で料金を支払い、鍵を借りるシステムで、鍵を借りる際に「保証金」として1000円を預けます。
なんでも心許ない人がこの温泉を不正利用するのを防ぎ、末永くこの温泉を使えるようにする為だそうです。

温泉館から100m程の所に「下湯」はあります。一見民家風で看板が無ければ見落としてしまいそうな佇まいです。
鍵を開けて入ると、脱衣場がありさらに階段で下に降りると浴槽と言う感じになっています。

無色透明の源泉が湯船にパイプの穴から注がれていて、掛け流しになっています。床には温泉成分の堆積物がびっしり。成分の濃さを示しています(蒸発残留量:2460g/KG)
特にカランなどありませんから、ケロヨンの桶に温泉をすくいかけ湯してから湯船に入りますと・・・体中に泡がどんどん付着していきます。
最初は小さな気泡だったのが、徐々に大きくなっていき、あれよあれよと言う間に泡で覆われてしまいます。

源泉投入口に手をかざしてみたのが写真中央も様子で、湧き出たガス成分が腕の下にたまり、飽和状態になりおおきな泡となって浮き出てきました。
腕についた泡を手でなぞって奇麗にすると直ぐにまた泡がつきはじめます。

源泉温度は36℃と少し温めですが、30分も入っていると炭酸成分が体に入り込み、暖かく感じます。
ガス成分が浴槽にたまると危険なので、窓を開けて入浴するように注意書きがあります。以前には一酸化中毒の事故も発生したそうで、確かにゴボゴボとガスが湧き出る音がします。

山口県の「柚木慈生温泉」も凄かったが、こちらは源泉温度も高く加温せずに入れるので、炭酸泉系ではトップクラスの良泉だと思います。

備品類はなし


▲浴槽 ▲この泡つき ▲七里田温泉館

アクセス 鉄道:豊肥本線豊後竹田駅から長湯行きバスで長湯からタクシー
車:大分自動車道大分光吉ICから約45分

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