ファースト、ビジネスクラスは11インチのモニターで98年から大西洋線に就航しているA330には松下製の機内エンターテイメントが導入されました。
シンガポール航空やバージンアトランティック航空などのシステム同様、エコノミークラスまでパーソナルシートが採用され、ゲームなども楽しめるようになり、一段と機内サービスが拡充されました。2003年以降、日本線にMD11に替わりA340が投入される予定で、その際にはA330と同様のエンターテイメント機能が搭載される予定になっています。

欧州域内線で使用されているA320シリーズについては、写真のような小型の吊りモニターが装備されています。
離陸や着陸の際は自動的に仕舞われるようになっています。
モニターと言っても、非常脱出のCGやショートストーリーの映画(音声無し)、GPSフライトナビゲーター、チューリッヒでの乗り継ぎ案内などを表示するだけで利用者が好きな番組を見るような作りにはなっていません。また音声が無い為、音声が無くても楽しめるコメディなどが良く上映されています。
また、成田線には日本語機内誌「アルペンローゼ」が搭載されています。こちらは季刊になっていて、スイス国内の紹介記事がメインにした編集になっています。
なお、成田線には日本人客室乗務員が3〜4名乗務しております。機内でのサービスにあたっていますので、困ったことなどがあれば申し出てましょう。
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