このページは、各情報ページの記載されいる事項について解説するページです。はじめての方はこのページでどういう事が書かれているか予習してみてください。なお、なるべく初心者の方にも判りやすく記載していますが、航空会社については2レターコード、都市については3レターコードにより表記しています
なお、データソースは、Pasenger Air Tariffによっています。タイムラグにより最新のデータでは無いことがあり、航空会社のタリフやルールの見解が当ページと異なる場合があります。この場合は航空会社側が正当な情報となりますので、このページにこう書かれていたなどと言っても相手にされませんのでご注意ください。
DATA CHECK 15 MAY '2000
この日付は筆者がデータを確認した日で、実際のルールが変わった日ではありません
運賃-FARE-
運賃は原則として各出発国の通貨により定められています。
但し、その国の通貨変動が大きい場合、米ドルで設定される場合があります。
有効期間-VALIDTY-
航空券の有効期間は基本的に1年間ですが、ジョイントによっては半年など短い場合もあります。
なお、起算となる日は、一番最初に航空券を使った日から計算します。
途中降機-STOPOVER-
世界一周航空券には途中降機(STOPOVER)について回数を制限しているジョイントがあります。基本的に各都市1回しか途中降機は認められませんが、ジョイント航空会社のハブ空港に限って2回以上の途中降機を認める場合があります。
ルート-ROUTINGS-
ここでは各ジョイント毎のルート(ルール)について解説してあります。
またルート表示等で「/」はorを表し「-」はfrom
toの意味として使用しております。
(例)TYO/NGO-GUM/SPNは、東京又は名古屋からグアム又はサイパン間と言う意味になります
- 世界一周航空券は方向制とマイレージ制の2種類があります。詳しい説明はこちらで解説しています。
マイレージ制の場合は、規定マイルを越えた場合、追加料金を支払う事によって延長できるジョイントがあります。この場合何マイルまで100米ドルと固定されているジョイントと、規定マイルの%増越した毎に運賃を%加算すると言うやり方の2通りがあります。
後者の方は航空券のMPM制度による物で、規定マイルの5%増までは運賃が5%増となる考え方で、5%増毎にマイル・金額が加わる仕組みになっている。
- 方向制のジョイントは、各都市の緯度・経度によって都市の位置を確認します。場合によっては、同一位置とみなす特例があります。例えばアメリカ西海岸の主要都市を厳密に計算するとハブ空港の位置によっては逆行となって使い辛くなりますので、一定の都市をひとまとめにしてここは同一地域とみなしてルールを緩和している場所があります。
- サイドトリップは追加料金によって、ルート上の地点から決まった地点まで延長できます。この場合、ルート上の地点の都市では2度途中降機できる場合と1回は乗り換え(トランジット)扱いになる場合の2通りがあります。
- コードシェア便では、利用出来ない便があり、フライト番号が決まっているのがあります。ジョイント同士以外の航空会社が運航するような便は使えない場合が多いです
予約-RESERVATION-
予定が決まったら予約をしますが、ほとんどの世界一周航空券では、一番最初の利用する航空便の予約期限が設けてあります。
その期限を切った予約は出来ません。なお、2番目以降の航空便については決まりはありません。
また、予約の際には世界一周航空券を使う事をはっきり通知して予約します。航空会社毎によって世界一周航空券を使う場合の予約クラスが異なる場合があるからです。
発券-TICKTING-
航空券の発券(購入)に関しても予約と同様に期限が設けられています。一番最初に搭乗する航空便の何日前までに発券する決まりがあります。中にはこの期限が出発国によっては無い場合もあります。その場合、極論ですが空港でも購入することも可能です
また、発券後にルート等を変更する場合手数料が発生しますので、注意してください。
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