・98年6月21日(日)東京湾 浦安港 吉野屋 夜アナゴ


[日時]: 98年6月21日(日)PM5時半−10時
[船宿]: 吉野屋
[場所]: 千葉県浦安
[狙い]: 夜アナゴ
[料金]: 7,350円(税込み)
[天候]: 小雨
[水深]: 15m前後
[仕掛]: 釣鐘オモリ20号 ハリス4号 ウナギ針

昨年は、7月に予定して強風で中止、8月に行ったら既に遅しで「ボ」。今年は早めに行こうと考えていたら、週末はOLMやら用事やらでなんとか都合が付いたのが21日。

宿に16時半に着くとさすがアナゴ妖怪の方々が既に5人程集まっていました。受付を済ましてお茶をすすってるとぽつぽつと雨が降って来ました。予報だと夜遅くから雨だったのに・・・

船に乗り込むとトモは埋まっていて右舷ミヨシが空いていたので、ミヨシに陣取り準備をする。
17時半に14名程を乗せて一路木更津沖を目指します。湾奥からだと釣り場まで時間が掛かってしまうのが難点です。木更津沖だと羽田あたりからの方が近いんですがね。

海ほたるを交わして、木更津沖の工業地帯が望めるポイントに到着。雨がポツポツと本降りでないのが救いです。
アンカーを入れてロープが延びたとこで、「はいどうぞ、水深15mです。」のアナウンスで開始です。
今日は、そんなに混まないだろうと思って2本竿でスタンバイ。
2.1mの投げ竿を置き竿にして、キス天秤に釣鐘オモリ20号の2本針。ハリスは4号5cmに蛍光パイプ仕掛け。
1.8mのキス竿は釣鐘オモリ20号にハリス4号5cmに蛍光パイプの1本針仕掛け。

ウナギ針にイソメを4.5cm位切ったのをちょんがけで4個位つけて置き竿を遠目に投げて竿掛けに。手持ちの方も船下に落として小突く始めると、直ぐにコツコツとアタリが来る。
PE2号を使ってるのでさすがにアタリが明確。ビッシ!と合わせると結構引きが強い。上がってきたのは40cmに少し欠ける位の食べ頃サイズ。へへへ、右舷初ヒット!

これは幸先がいいぞぉ!と思って小突き続けるが、後が続かない・・・。料金が7千円だから1本千円と考えても7本は釣らないといかんなぁとへんな計算をするがアタリが無い。

7時半を回ってすっかり日が落ちて夜釣りらしくなったなぁと思ってると、置き竿にアタリが。合わせを入れせっせと巻き上げて、1本目と同級を上げる。
そろそろ時合い到来かと力を入れて投入すると、今度は持ち竿にアタリ! コツコツ、ビッシ!と心地がいいね〜
これで3本目。今度は45cm程のちょっと胴が太いのが釣れた。

うーんいいぞーこのペース

エサを付け直して投入すると置き竿にアタリ! おいおい手持ち竿が底に着いてないのにと、竿を投げ出して置き竿を持ち合わせを入れて上げる。
4本目ゲット!と喜んで目標まで近づいたぞぉと力が入るが、その後が無い。この好時合いにほとんどの人がゲットしたようです。

その後8時過ぎに船長がサービスの「たぬきうどん」を配ってくれた。こんな、雨で小寒い夜には嬉しいサービスです。うどんをズズーズとすすりながら置き竿にした竿先を眺めるが・・・

8時半過ぎに1本を追加して計5本となったが、そのまま9時の沖上がりの時間を迎えてしまった。

「釣ったアナゴは宿で捌きますから、バケツを飛ばされないようにヒモで縛って下さい」とのアナウンスで片づける。

浦安には10時ジャストに到着、宿でアナゴを捌いてもらう。でも骨は下さいと言わないと捨てられてしまうので、「骨ちょうだい」と言いましょう!船中結果は、「ボ」が一人でトップが10本。初心者が多かったので2〜3本の人がほとんどでしたが、なかには60cmを超える大アナゴを釣った人も。

低調な時期なので仕方が無いと言えばそれまでですが、結構楽しめました。アナゴはビニール袋に入れて、そのまま持ち帰えるのでクーラー不要と楽チン。家には10時半過ぎには帰れるので翌日の仕事にも支障しない(?)のでなかなか面白釣りです。

翌晩、天ぷらで食べたアナゴはさすがに「ふっくら」していて超美味でした。骨も唐揚げでおつまみに最適。カルシュウム補給にもなるし最高でした!

でも、置き竿の方が釣果が良かったのは、置き竿で船の揺れがいい小突きになってるの!?うーん、アナゴは奥が深い。


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